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黒田鈴尊《2019年の尺八は今夜》~本曲の現在進行形~

開催日 
2019/5/25  
(18時開場)18時30分開演
会 場 
トーキョーコンサーツ・ラボ  
入場料 
一般3,000円 学生2,500円
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出演

黒田鈴尊

曲目

・山本和智 題未定 3尺3寸管のための新作 (2019委嘱初演)
・津嘉山梢 題未定(2019委嘱初演)
・権代敦彦 Swan Song~白鳥の歌~(2018委嘱再々演)
・坂田直樹 Liquid Pulse(2018委嘱再演)
・木村恵理香 ultrafiltration(2018委嘱再演)

主催

《2019年の尺八は今夜》実行委員会

後援

邦楽ジャーナル、邦楽の友、公益財団法人 日本伝統文化振興財団

お問い合わせ

《2019年の尺八は今夜》実行委員会
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関連サイト

reisonkuroda.com

公演目的・ひとこと

平成が幕を閉じ、新たな元号を迎える特別な年に開催される尺八ソロリサイタルで、新たに生み出された「今の時代の、現在進行形の尺八本曲」たちを世に問う。

〈趣旨〉
尺八独奏曲のことを“本曲”という。江戸時代までに伝承された殆どには、その作曲者名は不詳である。
匿名性、無、禅の境地が尺八にとってどれほど重要であったとしても、吹かれる曲は誰かの作曲/編曲であり、始めて吹かれ、聴かれた日があったに違いない。そしてそれは当時の“現代音楽”でもあった。それが伝承(継続的な再演)されることになるか否かは、時代と人々の嗜好や、その作品の強度その他によるのだろう。
本公演では、昨年、黒田の委嘱によって書かれた新たなる「今の」本曲たちの再演を(改訂も経られながら)重ねることによって伝承への第1歩を踏み出すと共に、新たに山本和智氏による3尺3寸管という特別に長い尺八の為の新作を世に問う。幾度もの濃密なコラボレーションの機会によって、それを目指したわけではなくとも結果的に、尺八の特殊技法を世界で最も多く開発することになった氏による、尺八独奏の集大成と新境地を聴かせる。さらには、現代音楽とジャズを融合した冒険的な作品と緻密なプレイで各界の注目を集める気鋭のジャズピアニスト津嘉山梢氏による新作ソロも委嘱初演される。
平成が幕を閉じ新たな元号を迎えた特別な年に開催される尺八ソロリサイタルで、新たに生み出された“現在進行形”の尺八本曲を世に問う。