この公演は終了しています
地歌箏曲 福田栄香の会――古典とうた語り
- 開催日
- 2011/11/23 水・祝
- 昼の部・午後3時/夜の部・午後6時半
- 会 場
-
紀尾井小ホール
- 入場料
- 前売 4,000円/当日券 4,500円 *昼夜セット券 7,000円 [自由席]
出演
福田栄香、青木彰時、高橋翠秋、大嶋敦子(昼公演)、黒田睦子(夜公演)
曲目
【昼の部】千鳥の曲、黒髪、源氏物語より「夕顔」 【夜の部】秋風の曲、源氏物語より「新浮舟」
主催
福田栄香
後援
三ッの音会、日本伝統文化振興財団
お問い合わせ
福田栄香(03-5393-3553/福田栄香オフィシャル・サイト問い合わせフォーム)
福田栄香オフィシャル・サイト
www.fukuda-eika.com/
公演目的・ひとこと
私にとって地歌箏曲との出逢いは、この世に生を受ける前から始まっていたのでしょう。
家業であったため当たり前に自分の傍らに存在する音楽は、日本独自の美しい伝統文化でありながら、気がつくと少しずつ社会の日常から遠いものとなっていました。
一方、自らが歩む芸の道に対しての愛情は膨らんで行きます。自然に芽生える「伝えたい」想い――それは、大切に受け継がれて来た私達日本人の音楽を、少しでも多くの人に知って欲しい、理解して楽しんでもらいたいとの願い。
それが『うた語り』という一つの形となりました。
地歌箏曲には、能や歌舞伎、そして日本の古典文学に素材を求めた曲がいくつもあります。古典の演奏をなるべく崩さず、その背景を分かりやすく表現する方法がないかと考えました。そして、私が選んだのが「源氏物語」を題材とした地歌作品でした。
邦楽の普及を願い「福田栄香アンサンブル」として地元練馬文化センターで公演を重ね、源氏物語シリーズも3作品を上演させて頂きました。賛同して下さった方々の協力のお蔭で実現化した舞台。この作品達を今一度改めて完成度の高いものとして創り上げてみたい、そんな想いが私を本公演へと導いてくれました。
11月23日。舞台から皆様へ、どうか伝わりますように・・・。(福田栄香)