邦楽四重奏団 concert vol.13
出演
箏・三絃・十七絃:平田紀子 / 寺井結子 / 日吉章吾 尺八:黒田鈴尊
曲目
佐藤聰明 「魂鎮の舞」(2016) 世界初演
東俊介 委嘱新作(2024) 世界初演
Jean-Louis Agobet 新作三絃ソロ(2024) 世界初演
野田暉行「松の曲」(1975) 追悼演奏
菊岡検校「御山獅子」
主催
邦楽四重奏団
助成
公益財団法人 東京都歴史文化財団、アーツカウンシル東京
後援
邦楽ジャーナル、邦楽の友、公益財団法人 日本伝統文化振興財団
公演目的・ひとこと
メンバー交代を経ての再出発第一弾公演。今回はカルテットとしての活動可能域の幅とその新たな可能性に再着目する、世界初演が3曲の挑戦的プログラムです。
新作カルテットは音楽のみならず舞踏、美術などの芸術各分野のアーティストとのコラボレーションを通じても注目される同世代の東俊介氏に委嘱。世界的作曲家・佐藤聰明氏との交流によって楽譜を賜わった貴重な未初演の二重奏作品の世界初演、そしてフランス公演での現地(ボルドー)の作曲家との交流によって団メンバーへの献呈される三絃ソロ作品を揃えました。
そして当団が作曲家直々に度重なる指導を賜りレパートリーとする現代邦楽の傑作=「洋の東西もない」独自の世界観を確立した野田暉行の四重奏と、古典三曲のなかでも重厚な江戸の室内楽作品「御山獅子」。
新生・邦楽四重奏団の始まりです。