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象牙・皮セミナー〜和楽器の響きを次世代に伝えるために〜
講演者(五十音順)
二代目今藤政太郎(長唄三味線演奏家)、大槻主税(名古屋大学大学院工学研究科教授)、七代目杵屋佐吉(長唄三味線方)、小松英雄(小松屋代表取締役)、田中隆文(邦楽ジャーナル編集長)、富山清琴(地歌箏曲演奏家)、西原智昭(WCSコンゴ共和国自然環境保全技術顧問)、野川美穂子(東京藝術大学講師)、芳村伊十冶郎(長唄三味線方•邦楽器音響研究会)、米川敏子(地歌箏曲演奏家)/司会:織田麻有佐(邦楽ジャーナル)
コメンテーター
安倍昭恵総理大臣夫人
内容
長唄三味線と地歌三味線の音の違い/バチ・皮を中心とした三味線の歴史について/野生ゾウと象牙の現状・未来、これまでの自然保護団体のあり方ついて/三味線の皮の現状とこれからについて/象牙新素材の開発進捗状況/皮新素材の発表(カンガルー皮、リプル)/演奏家に聞く─象牙のバチ、犬・猫の皮がなぜ良いのか。現状と今後のことをどのように考えているのか(聞き手=薦田治子 武蔵野音楽大学教授)/他
主催
和楽器の響きを次世代に伝える会・邦楽ジャーナル
後援
- NPO法人アフリカ日本協議会
- 一般社団法人 長唄協会
- 公益社団法人 日本三曲協会
- 公益財団法人 日本伝統文化振興財団(五十音順)
お問い合わせ
邦楽ジャーナル内「和楽器の響きを次世代に伝える会」03-3360-1329
公演目的・ひとこと
演奏家による三味線実演も交えながら、邦楽が直面している楽器素材の問題について、関係者相互に情報を共有し、また一般の人々へもそれを発信することを目的としています。それは、動植物などの地球上の自然遺産と、人類が築き上げてきた文化遺産とのかかわりを考えることでもあります。