この公演は終了しています

ルイス・デラカイエ講演会

開催日 
2018/4/5  
(18時開場) 18時30分開演
会 場 
求道会館  
入場料 
入場無料
※事前のお申し込みが必要です(定員100人)
当財団お問い合せフォーム(https://jtcf.jp/contact)に「デラカイエ講演会参加希望」と記して送信ください。受付完了メールを返信します。
※定員になり次第、受付終了となります。
このエントリーをはてなブックマークに追加

講演タイトル

“The tradition, an object of museum?: didactic of the cultural and technical teaching of Andean traditional wind instruments: cultural functions of Andean traditional music in a western context”
『伝統は、博物館のためにあるのか?:アンデスの伝統管楽器の文化的・技術的指導の教授学:西洋の脈絡におけるアンデス伝統音楽の文化的機能』

講演内容

(英語講演+コンサート)
アンデス伝統音楽の伝承実践の観察、チリとジュネーヴで行ったワークショップ、そして、チリの民族音楽学者、音楽家、ペルーの音楽家へのインタビューなどの調査に基づき、アンデス伝統音楽の指導法と伝承方法における特徴的な教授・伝承過程の側面を、1)無形文化を取り扱う場合の概念的知識、2)実践に関する論文、3)音楽演奏が担う役割の3つの学識によって定性的かつ臨床的な分析を行う。

出演

ルイス・アルベルト・デラカイエ・アランブル(アンデスの伝統楽器ケーナ、シクの演奏家、教育学博士)
特別出演:砂崎知子(箏)

曲目

(講演会後半のライブ・コンサート)
ケーナ、シク等のアンデス音楽
箏とケーナの共演による《春の海》

主催

公益財団法人 日本伝統文化振興財団

後援

一般社団法人東洋音楽学会

お問い合わせ

公益財団法人日本伝統文化振興財団
メール:email hidden; JavaScript is required

関連サイト

UN Special(国連のマガジン)から
Tradition: a museum object?
www.unspecial.org/2018/03/tradition-a-museum-object/

公演目的・ひとこと

アンデスの伝統楽器ケーナ、シク(パンフルート)の世界的演奏家で、ジュネーヴ大学で教育学博士号を取得したルイス・デラカイエさんの来日に際し、講演会を開催することとなりました。講演会のテーマは、幼少よりアンデスの伝統音楽の継承者として演奏活動を行い、その後研究者の道へと進んだデラカイエさんが、長年研究と考察を重ね、博士論文として発表された『アンデスの伝統管楽器の文化的・技術的指導の教授学』です。
また、「伝統は博物館のためにあるのか?」という講演サブタイトルには、伝統音楽の継承とその実践(伝統楽器の技法と伝承されてきた古典楽曲の継承。ロック、ポップス音楽全盛の音楽シーンにおける伝統音楽演奏の場の創生。伝統音楽を聴く聴衆の開拓等)が年を追って困難さを増してきた現代において、伝統文化に携わる全ての人々への根源的な問いかけが含まれています。