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第十三回 藤井昭子 演奏会(平成24年度[第67回]文化庁芸術祭参加公演)

開催日 
2012/10/15  
午後7時
会 場 
紀尾井小ホール
入場料 
4,000円(全自由席)
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出演:藤井昭子 〈賛助出演〉岩田柔柯、滝澤郁子、富樫教子(出演順)
曲目:「八重霞」、「西行桜」、「残月」、「雪」

主催・問合せ:藤井昭子(電話:03-6421-1514/Fax:03-6421-1524/メールはこちら
後援:公益財団法人日本伝統文化振興財団

公演目的・ひとこと:
 大阪で作られた地歌の古典手事物の代表曲が「シマ三つ物」または「芸子三つ物」で、「八重霞」(または「越後獅子」)、「西行桜」、「残月」の三曲を言います。「シマ」とは大阪南地の島の内を指し、当時の大坂で賑わいを見せた地で最も重んぜられた地歌の名曲がそのように呼ばれました。
 本日は、母藤井久仁江と共に九州系地歌箏曲の伝承に取り組んでくださいました「音和会」の先生方にご助演をお願いし、いずれも継承者の少ない「八重霞」の箏を岩田柔柯先生、「西行桜」の箏を滝澤郁子先生、そして「残月」の三弦替手を富樫教子先生との合奏で演奏致します。また「シマ三つ物」に加えてもう一曲、同じ大阪南地の芸妓ソセキの回想を詞章に描いた地歌端歌物の名曲「雪」を最後に演奏させて頂きます。現代に伝承された地歌箏曲の魅力を、九州系に伝えられる磨き抜かれた豊かな表現でお聴かせ致したく存じます。(藤井昭子)